本編を読んでくださっている方にもっと感謝をお伝えできないのかな…と考えていたのですが、ふんわりと良い案が浮かんできたので、来月辺りに始められるようちょこちょこっと準備に取り掛かっています🌱
あと、先日にドリアングレイ読み終わりました。
次回作でモチーフとして取り入れようと思っての読み直しだったけど、やっぱり面白くて…ワイルドってすげぇやと脱力状態で床に寝転がっています。
またしずインにも感想まとめたい
続きを読むサロメやドリアン然り、ワイルドの描く魔性って一貫性があるなぁと思っていて。
二人とも根が純粋無垢で、我欲が強くそれを叶えるためなら何でもして、周りが勝手に破滅していって(ドリアンは自ら手を染めたケースもあるけど)、でも最後は自分自身が破滅していく…まさに悪因悪果なんですよね。
これは幸福な王子もちょっとだけ近くて、王子は己の信じる愛情を自己犠牲的に与えていくけれど、それが巡りに巡って、あろうことか愛するツバメの死に繋がってしまう…
独りぼっちだったツバメは王子のおかげであたたかなものを知り、そんな彼に最後は愛を伝えて死んでいきますが、ツバメ視点だと決して悲劇的な物語ではないことは明白で。
死は眠りの兄弟であるから恐ろしくないのだと言い残していったのも印象深く、私の大好きな言葉のうちのひとつで、ツバメのおかげで死は悲しいものではないのだと教わりました。
ですが、残されてしまった王子は、鉛の心臓が割れてしまうほど、この悲しみはあまりにも耐えられなくて…。王子は既に亡くなっているのに、あのシーンは彼の二度目の、本物の死のようにも思えてしまいます。
私は王子の無垢なる自己犠牲的な愛情も、王子から愛を教えられたからこそのツバメの自己犠牲的な愛情も、どちらも愛しています。けれども、作品のメッセージ性としては、自己犠牲の果ての残酷さがばっちり描かれているんですよね。
ただ、そんな優しい彼らがしっかり報われるまでがこのお話のラストなので、それも込みで本当に本当に、幸福な王子が大好きなんです。
最近この感動やら苦しみやらを人に語ってべそべそして情緒を終わらせてしまったのですが、文字に起こしている今でさえも涙が止まらない みんな幸福な王子読んで…畳む